25歳独身会社員の神待ち掲示板経験

大きな荷物を持った女をナンパした。
もしかしたら、地方から出てきた系かな?と思ったからだ。
地方から出てきた系だと、このあたりに泊まるだろうから、遅くまで飲めるということと、そのままホテルへ案内して一緒に泊まってしまうことも可能だ。
そういった計算が頭の中で働いた。
どっかでメシでもどう?と声を掛けると女は意外と話が早かった。
「いいけど、お兄さん一人暮らし?」 「ああ、そうだけど。
こっから3駅先だね」 「へえ。
今夜お兄さん家に泊めてくれるなら付き合ってもいいよ」 へ?なにこれ、出会って数秒でお持ち帰りオーケー宣言? 「ちょうど、神待ち掲示板に書き込みしようと思ってたところなんだ」 「神待ち掲示板?なにそれ」 「お兄さん神待ち掲示板知らない?あたしたちみたいな宿無しで困っている女性を助けてくれる神のような人を待つための掲示板。
でも、今回は神待ち掲示板使わなくても、こうして親切に声を掛けてくれるお兄さんと知り合えてよかった。
あたしのこと困ってそうだからって声かけてくれたんでしょ?」 ものすごく満面の笑みで返された。
こんなスマイルされたら、おれが下心丸出しなのがなんだか恥ずかしくなってきた。
田舎の子はみんなこんなに素直なのか?こんな、純粋無垢な感じで切り込まれたら惚れてまうやろーーー!いや、だからこそ、この純粋さを汚したくはない。
神待ち掲示板とやらに書き込んでおれ以外の変な男に捕まらなくてよかったなあと思う。
ちなみにおれは変な男ではないからね。

あの日の出来事